女性医師による内視鏡検査
(胃カメラ・大腸カメラ)を
ご希望の方へ

近年、女性の大腸がんの発症率が増加傾向にあり、早期発見・早期治療の重要性が注目されています。しかし、内視鏡検査に対して「恥ずかしい」「不安」「苦痛が心配」と感じる方も少なくありません。
当院では、女性医師による内視鏡検査を実施しており、リラックスした環境で安心して検査を受けていただけます。院内に下剤服用のための半個室もご用意しておりますので、
自宅での服用に不安がある方はぜひご利用ください。
また、下剤が苦手な方のために、下剤を飲まなくても腸内をきれいに洗浄できる大腸カメラ検査を行っています。
なぜ女性にアプローチした
内視鏡検査?
女性のがん死亡原因第1位は
大腸がん!
定期的な大腸カメラ検査で
早期発見を!

国立がん研究センターがん対策情報センターの統計によると、2021年における女性のがんによる死亡数の中で最も多いのは「大腸がん」でした。これまで、乳がんや肺がんが女性のがんの上位に位置していましたが、近年では大腸がんの罹患率・死亡率が増加しており、女性の健康を脅かす疾患となっています。
しかし、大腸がんは早期発見・早期治療を行えば完治が期待できるがんです。特に、前がん病変である大腸ポリープの段階で発見し、内視鏡で切除することで、大腸がんの発症を未然に防ぐことが可能になります。
大腸がんから身を守るためには、定期的な大腸カメラ検査が非常に重要です。
女性の大腸カメラ検査受診率は
まだ低い!その背景とは?
女性の大腸がん患者が増加しているにもかかわらず、女性の大腸カメラ検査の受診率は依然として低いのが現状です。
その理由として、以下のような女性特有の心理的・身体的な負担が挙げられます。
- 「男性医師による検査に抵抗がある」
- 「恥ずかしいので、大腸カメラを受けるのをためらってしまう」
- 「大腸カメラは痛い、つらいというイメージがある」
- 「下剤を飲むのがつらそうで不安…」
このような理由から、大腸カメラ検査を避けてしまい、結果的に早期発見の機会を逃してしまう女性が多いです。
女性医師による内視鏡検査
(胃カメラ・大腸カメラ)が
おすすめの方
「男性医師による検査が恥ずかしい」「女性医師なら安心して相談できる」といった理由から、女性医師による内視鏡検査を希望される方が増えています。
女性医師による検査が
おすすめの方
- 男性医師による検査に抵抗がある方
- 初めての内視鏡検査で不安がある方
- 婦人科系疾患があり、男性医師の診察に抵抗がある方
- 以前に内視鏡検査で辛い経験をしたことがある方
当院では、経験豊富な女性の消化器内視鏡専門医が対応いたします。患者様のプライバシーに配慮しながら、リラックスして検査を受けられるよう努めております。
女性医師による内視鏡検査
(胃カメラ・大腸カメラ)の
よくある質問
女性医師による内視鏡検査のメリットは何ですか?
女性医師による内視鏡検査には、以下のようなメリットがあります。
恥ずかしさが軽減される
特に大腸カメラ検査では、下半身の露出を伴うため、男性医師に診てもらうことに抵抗がある方が多いです。女性医師であれば、リラックスして受診しやすくなります。
女性特有の体調や悩みに配慮してもらえる
女性ならではの体調変化(生理周期や妊娠の可能性、更年期など)についても理解が深く、適切なアドバイスを受けられます。
女性医師による内視鏡検査は、どのような方におすすめですか?
以下の方に特におすすめです。
- 男性医師による検査に抵抗がある方
- 過去に内視鏡検査で辛い経験がある方
- 女性ならではの体調変化(生理前の不調、更年期の症状)について配慮がほしい方
- 妊娠中・授乳中のため、女性医師に相談しながら検査を受けたい方
- 過敏性腸症候群(IBS)など、ストレスが関係する疾患がある方
女性医師の指名はできますか?
はい、可能です。
当院では、女性医師による内視鏡検査を希望される方のために、事前予約制で女性医師の指名が可能です。
ご希望の際は、WEB予約から女性医師をご選択いただくか、電話予約時に「女性医師希望」とお伝えください。
※ 女性医師のスケジュールによっては、ご希望の日時に沿えない場合もありますので、お早めのご予約をおすすめします。
鎮静剤を使ってもらえますか?
はい、可能です。
内視鏡検査に不安がある方のために、鎮静剤を使用し、ウトウトした状態で検査を受けることができます。
鎮静剤のメリット
- 眠っている間に検査が終わるので、苦痛や不快感を感じにくい
- 嘔吐反射(オエッとなる反射)が軽減される
- 検査への恐怖心や緊張が少なくなる
鎮静剤を使用した場合の注意点
検査後は、完全に目が覚めるまで院内で休憩していただきます。
当日は車・バイク・自転車の運転ができませんので、公共交通機関やご家族の送迎でご来院ください。
生理中でも大腸カメラ検査は受けられますか?
大腸カメラを受けていただくことは可能です。
検査時には専用の使い捨てパンツを履いていただくため、出血の影響は気にせず検査を受けていただけます。
生理中に大腸カメラを受ける際の注意点
ナプキンの使用は可能ですが、タンポンの使用は避けてください。
鎮静剤を使用しない場合、生理痛がひどい方は痛みを感じやすくなることがあるため、必要に応じて日程変更をご検討ください。鎮静剤を使用する場合には生理痛の影響は最小限に抑えられます。
もし検査時の体勢や出血が気になる場合には、生理後に受診すると安心です。
妊娠中でも胃カメラや大腸カメラは受けられますか?
妊娠中の検査は慎重に行います。
胃カメラ検査
妊娠中でも、医師と相談のうえで安全に実施可能です。ただし、鎮静剤の使用は避けたほうが良いため、できるだけ負担の少ない方法で検査を行います。
大腸カメラ検査
妊娠中の大腸カメラ検査は、原則として控えることをおすすめします。
特に、妊娠初期(12週未満)や妊娠後期(28週以降)は、母体や胎児への影響を考慮し、必要性が高い場合を除いて実施しません。
妊娠の可能性がある方は、事前に必ずご相談ください。
検査後の食事はどうすればいいですか?
検査後の食事は麻酔・鎮静剤の影響がなくなってからとってください。
胃カメラ後
検査終了1時間後から飲食可能です。最初は水やお茶で確認し、問題なければ通常の食事をとってください。組織検査が実施された場合、当日刺激物を控えていただくことを推奨します。
大腸カメラ後
検査終了1時間後から飲食可能です。ポリープを切除した場合は、消化の良い食事を数日続けることを推奨する場合があります。
内視鏡検査(胃カメラ・
大腸カメラ)の費用
胃カメラ検査の費用
|
1割負担 |
3割負担 |
---|---|---|
胃カメラ検査のみ |
約1,500円 |
約4,000〜5,000円 |
胃カメラ検査+病理組織検査 |
約3,000〜4,000円 |
約8,000〜12,000円 |
大腸カメラ検査の費用
|
1割負担 |
3割負担 |
---|---|---|
大腸カメラ検査のみ |
約2,000円 |
約5,000〜6,000円 |
大腸カメラ検査+病理組織検査 |
約3,000〜7,000円 |
約10,000〜20,000円 |
日帰り大腸ポリープ切除 |
約7,000〜10,000円 |
約20,000〜30,000円 |
女性医師による内視鏡検査
(胃カメラ・大腸カメラ)を
ご希望の方へ
当院では、女性医師による丁寧で優しい内視鏡検査を提供しております。
「男性医師による検査に抵抗がある…」と悩んでいた方も、ぜひこの機会に女性医師による内視鏡検査をご活用ください。